元 盲導犬候補生 ソラ アズキ
& お友達ワンコ達

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2008年 2月


2月1日 ラビーくん登場

 7歳♂オス(去勢済)のラブラドールレトリバーが、独りぼっちで鎖につながれた状態で、もう10日あまりになる。誰か飼ってくれる人はないか? そんなメールが家内から届きました。 あまりにもかわいそうに思えて、ワンコ通な方たちにメールなどで里親探しを依頼。

 もう少し、状況を詳しく聞いてみると、家内の職場の人が探しているらしい。 なんでも、初老のご夫婦に可愛がられていたワンちゃんだけど、世話をしていたご主人が急去。 体力の弱い奥様は、今までの住まいでの一人暮らしは大変なので、生活のしやすいマンションへ転居。 それで、ワンちゃんが飼えなくなって、里親を探しているとの事。 散歩やご飯はだけは散歩屋さんをお願いしているということが分かったけど、独りぼっちで鎖につながれているのには変わりはない。早く何とかしてあげたい・・・

 そんな中、ワンコのかあさんから「どうしても里親が見つからない場合、ラブ専門の保護団体とかがあるヨ」って教えていて、少し光が見えた感じがしました。

翌日  「犬を飼った経験はないけど、飼える状況にはあるし、なによりそんな状況で放っておくのはかわいそうなので」と、うちの近くのMさんが手を挙げてくださいました。

3日  とにかく、一人ぼっちで繋がれたままって言う状況を何とかしたいと思い、Mさんと相談。とりあえず、うちがサポートしながらMさんにお願いをする事にし大変な場合、ラブ専門の保護団体のハッピーラブズさんへ里親探しをお願いしてみようということになりました。

4日 飼い主さんに、こちらの状況をご連絡。明日午後、お伺いすることをお約束。

5日火曜日  ちょうど僕は仕事が休みです。家内には休みを取ってもらい、ソラも"ワンコの通訳に"と言うことで一緒に、2人と1匹でお迎えに行きました。

 名前は、ラビーくん 結構甘えん坊のようです。ずーっと独りぼっちだったけど、お母さんが帰ってきてくれるし、沢山、人やワンコが寄ってきてくれるしでテンション上がりっぱなしです。

 ラビーくんの今まで使っていた物、匂いの付いた物をと思っていましたら「ぜひ、犬小屋を持って行ってやって下さい。」と言って下さったので、M家のワンボックスカーを借りて迎えに行ったのですが、思っていたよりも大きくて、まず、お家の裏から出してくるのに一苦労、狭くて出せません。そこへお隣の出てこられて、「うちの庭を通って下さい」と助けていただいて何とか表に出すことが出来ました。 だけど、今度は、あと2センチほどのことで、車のリアゲートの開口部に引っかかり乗りません。一度は、断念しようか出直そうかとも思いましたが、出直す時間を考えたら、バラして持って行こく方が早いと思い直して、ばらして積み込みました。
 この小屋は、ラビーくんのお父さんの手作りだそうです。「普段何も作ったことのない主人が、図面を書いて一生懸命これだけは作ったんです」と奥様。とても可愛がっておられた様子が伝わってきます。 その他、リード、フード、おやつ、お薬、火取り線香などいろいろ頂いてきました。 お母さん、ありがとうございました。

テラスでお母さんとお別れのショット玄関先でお母さんと記念写真

 そのうち落ち着くだろうと思いながら作業をしていましたが、ラビーくん一向に落ち着く気配がありません。しかも、お聞きすると、車に乗せるとハイになるので、ほとんど載せたことがないとのこと・・・  始めは、小屋の中に入れて帰れば落ち着いて載っていてくれるだろうと思っていたのですが当てが外れているし・・・  それならば、ラピーくんを助手席に載せてバタバタしないように抑えながら帰るのが良いかと言うことでラビーくんは、家内と助手席に。 ある程度、予想はしていたのですが、予想以上で・・・ 帰りの車の中では、お座りをさせても、すぐに立ち上がるし、家内の上に登って来るし、僕の方までハウハウ寄って来るしでなかなか言うことを聞いてくれないので大変でした。やっぱり力があります。
 ソラは、バラした小屋の上に載せて帰ってきました。いつもは床にダウンしていて外が見えないソラちゃん、今日は見晴らしがいいので表を眺めたくて、しばらくはダウンしてくれませんでしたが、そのうち落ち着いて、いつものようにスヤスヤと寝て帰ってきました。
 M家到着後、小屋を組み立てリビングの覗けるベランダにセット、リードなども止めれるようにして、なんとか無事に送り届けることが出来ました。
 M家は、お子さんお2人の4人家族です。これからが、楽しみだったり、不安だったり・・・ Mさんは、不安だったり、フアンだったりだったのかなあ・・・ ご迷惑をお掛けします。<m(__)m>

6日 朝、覗いて来ましたが、夜はおとなしく寝てくれたそうです。寄っていくと嬉しくて飛びついて喜んでくれます。
ラビーくん お父さんが悪くなられてから今までの約2ヶ月間、充分な散歩が出来なかったこととストレスのせいもあるのでしょうがかなり太ってしまったとの事です。ベスト体重26・7キロ(位かなー)にたいして30キロ以上ありそうな感じです。
M家のご家族に、愛情いっぱいに遊んでもらって散歩して、ダイエットをしながら、少しずつトレーニングを始めて、いい関係作りが出来ればと思います。 犬を飼うこと自体が始めてのご家族なので、うまくやっていけるのか少し心配ですが、とりあえず、送り出された方、受け入れられた方、双方に喜んでいただけたと思っています。 ひとまず安心といった所です。

 ソラを見ていて、いかに扱いやすい子なのかということを実感させられました。そして、僕自身は特に訓練もせずに、良いところだけを楽しませてもらっているんだなぁとも実感しました。
うちのソラを訓練された、パピーウォーカーさんや訓練士さんの仕事の凄さを感じたり、とても感謝させられた一日でした。あらためて、ありがとうございます。ご苦労様でした。<m(__)m>
訓練された方たちの思いを台無しにしないように、何とか状態を維持したいとは思いつつも、日ごろ甘やかして育てているので、盲導犬たちと比べると、ぜんぜんなっていないのですが、それでも、ラビーちゃんとは違ってた・・・
その恩返しになるかどうか判らないけど、出来るだけラビーちゃんのトレーニングのアドバイス・お手伝いをさせていただきたいと思っています。

 といてうことで、ラビーくんとM家を応援してあげてくださいネ。
  ソラちゃんもお疲れさんでした。

 ラビーくんを抱えて帰ってきた家内は、翌日は筋肉痛です。 笑
 翌日痛むのは、まだ若い ? 謎

 もう少し、この日のソラのことを

 お迎えには、ソラが、頼りない父ちゃんや母ちゃんとラビーくんと間で、親善大使・通訳として働いてくけるのでは?と思い連れて行くことにしました。

 この日のソラちゃん、まず、僕たちが、朝いつもと変わらずに起きてリビングへ降りていったのに、ハイテンション。何で判るんだろう?  いつもだと、こちらの準備が出来た頃におもむろにサークルから出てきて、ワン・ツーに出るんだけど・・・
今日は特別な日なんだと判ったみたい。凄い
 そして、なんだか凄く嬉しそうに車に乗って出かけました。

 向こうへ行ってからからが、凄く賢かったですヨー 親バカ
 まずは、ソラは車に待たせて、ラビーくんのお母さんとご挨拶。ソラのことをお知らせして、みななでご対面。 ソラちゃん大はしゃぎ。ラビーくんは、みんなが寄ってきてくれたのが凄く嬉しそうだけど、ソラがガンガン遊びに行くとタジタジっていう感じなので、ちょつとソラちゃんをセーブ。 そこまでは、いつものソラと変わりがないと思っていました。

  その後、僕は予定外の小屋のバラシ&組み立てと、はつみもハイなラビーくんの相手で、ソラの相手をほとんどしてやれなかったのですが、シッツ、ダウンしてずーっとステイ。なんだか凄く良い子。
 ソラの目が「なんか今日は、父ちゃん母ちゃん大変そうだから、大人しくしとこうか」「ちょっと、ここは賢いお手本しないとなー」「ねえねえ、ラビーくんも大人しくしたらー」って感じに見えました。
 いつもだと、作業をしている側へ来て、相手してよーってって言うんだけど、それがなかった。 他のワンコの相手をしていると、必ず焼餅やいて割って入ってくるんだけど、それもなかった。 シッツ、ダウンしてずーっとおとなしく待ってましたし、親善大使・通訳として働いてくれてました。
 でも、近所の方が寄って来てくれると、すかさず遊ぼーって・・・ドッカーン・・・笑
 シッカリ人を見て、状況判断ができています。

 もちろん帰ってからは、たくさん褒めて上げました。
 ソラちゃんの能力って凄いんだと、つくづく感心した一日でもありました。

2月22日 

ソラちゃんが我が家にやってきて、今日で3年になりました。早いもので、もう3年になります。これまでの間、少しづつですが、お互いの話す言葉が理解できるようになり、甘えてくれたり、わがままも言うようになってくれたりと、いろんな話が出来るようになって来ました。おかげで、楽しい毎日が続いています。感謝です。

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