5月26日・27日 全日本盲導犬使用者の会総会(神戸大会)&盲導犬誕生50周年記念イベントなどのお手伝いに行ってきました。
まずは、
役員さん、参加の皆さん、ボランテァの皆さんお疲れ様でした。 天気にも恵まれ。大したトラブルも無く、無事、喜びの内に終える事が出来、とても良かったと思っています。
思い返せば、自分の足らなかったところ、出来なかったことが沢山思いつきます。特に、林副会長のお手伝いを どのくらいで来たのだろうとおもいます。役に立ったのか不安ですが、参加された皆さんの喜ばれる姿を通して、
とても沢山の力や喜びをいただくことが出来て、参加を許していただいた事を、心から感謝しています。
JR須磨駅に12時に集合、宿舎へ移動し、ミーティングもそこそこにお仕事開始。
ユーザーさんたちが到着されたら、まず、ワン・ツー(排泄)へ、ホテル側から指定された所へご案内し、その後、三階で受付、総会の会場へご案内。
ホテル側で、ワン(小)を流す為の水道ホース、ツー(大)を捨てる為の段ボール箱も用意してくださいました。
ユーザーさん68名 盲導犬67頭
ボランティア含めて百人余りの
大デモンストレーションのスタートです。

まずは、総会。
会長の挨拶で でスタートです。
盲導犬のこと、ユーザーさんのこと、会の運営のことが話し合われていました。
盲導犬たちはというと、 おとなしく足元で寝ている子、隣の子に挨拶している子、 マイクを持って走り回るスタッフを一生懸命目で追っている子などみんな可愛かったです。
1時間半位の総会の間、机の下にダウンして、みんなみんな賢かったです。
総会後は、各お部屋へ移動、お部屋の配置などご案内。
会場では、基本的にユーザーさんお2人と1人のボランティアなどのサポートが一組になって行動。 でも僕は、林さんお一人だったので落陳。林さんのパートナーのベッキーちゃんは、凄くおとなしく賢い子でしたからなおさらです。
続いて、お楽しみの親睦会。林さんの挨拶でスタート。
懇親会、両脇のユーザーさんに、料理のご説明。手前が何々です、12時側にはてんぷらがあります、大根おろしがついていますが、御だしに入れておきましょうか?
2時側にはコンロがあって熱いので注意してくださいなど、料理の位置を伝えしたり、取り難い物は、取り皿にお取りしたりなどさせていただきました。
食べられない飾りなどは、「飾りを除けます」って言って、さらっとできたかな・・・ 後は楽しい、犬談義です。初めてお会いする方とでも、親しく話が出来るのは、ワンコの力ですね。
この懇親会でお隣になった、新潟から来られたユーザーさんとゆっくりお話をすることができたことも良かったですし、翌日は、駅までお送りするお仕事をさせていただいたことも、とても良かったです。
僕は、高校生の頃新潟に住んでいまして、そのユーザーさんのご自宅の当たりもだいたい知っていましたし、 なにより、その当時、新潟で初めて会った盲導犬がきっかけで、
ラブラドールに惹かれ、 キャリアチェンジ犬のソラを飼わせていただくようになり、 そして、今回のお手伝いに繋がっているのですから、そのユーザーさんとゆっくりお話できたことは、
とてもうれしかったです。 しかし、駅までお送りする時、話に夢中になり、駅に気づかず通り過ぎてしまったのは失敗でした・・・
最上階の、展望室で行われた、二次会の様子 これがホントのお楽しみとか・・・
近所のコンビニで氷や紙コップを買いこんで、少ないイスを分け合い、あぶれた?人は床に座っての飲み会となりました。しかし、12時に電気が消えるということでお開きに。
しかし、寝込みを襲撃されて、三次会?ユーザーさんのお部屋へ。 でもこの三次会が感動的でした。清水会長や林副会長をはじめ皆さんの、盲導犬を取り巻く様々な事柄、障害者全体への思いなど、本当に大切で大きいお話を通して、それらへの大きな思い深さを教えていただくことが出来たこと、感動を持って聞かせていただきましたし、本当に勉強になりました。
二日目 ホテルを出発
ハーバーランド観光へ。日本最大の盲導犬のデモンストレーションへスタートです。 実は、僕はこれを見たくて参加したようなものです。ハーバーランドでは、約40名のアイライトさんに付いていただき、観光を楽しみました。
ハーバーランドに見学に来られたパピーウォーカーさん達が、しっかりとお仕事をする盲導犬達、そして、盲導犬と共に歩かれるユーザーさんたちをご覧になって、「パピーウォーカーを続けてきて良かった」と感動されていました。お仕事をする盲導犬やユーザーさんのお姿を見せていただくことが、最高の啓蒙になるのだと感じました。
盲導犬ユーザーさんをガイドする場合、大きく分けて二種類のガイド方法があります。 一つは、手引きをせずに声でご案内する方法、もう一つは、犬をもたれていない視力障がい者同様手引きをする場合です。ユーザーさんによって、ご希望は様々ですので、まずどのようにガイドをさせていただいたらいいか、ご希望をお聞きするのが原則のようです。
盲導犬は、基本的に左側通行です(右側も両方歩ける子もいます)。
そして、一人で歩きたいと言われた場合、少しぐらい人や犬にぶっつかりそうになっても、あまり、びくびくしないでお任せしてください。きっと、大いにぶっつかったり、危なっかしいことがあると思いますが、盲導犬のコントロールは、ユーザーさんに任せてください。たとえ、まどろこしくてもユーザーさんにお任せしてください。決して、犬やハーネス・リードに触れてはいけないと思ってください。万が一、考える間もない危険な事が起こるかも知れませんから、その時は、ユーザーの方を守ってあげてください。ユーザーの身体は、引き寄せても良いですが、犬をあなたが引き寄せる事はしないでください。犬は、自分でかわすことができますから。
犬にアイコンタクトを決して取らないでください。犬がもしあなたを意識して喜んだり後ろを向いて歩かなかったりしたら、「ご迷惑を掛けてしまっていますね」と、お断りを入れてください。「後ろを向いて、歩きにくそうでしたら、前を歩きましょうか?」と聞き、同意があれば、あなたが犬の左やや前を歩いてあげてください。
以上のような要領が良いようです。
街中で困っておられるような、ユーザーさんに合われましたら、「お手伝いしましょうか」などと、気軽に声を掛けてあげてください。どうぞ、犬ではなくユーザーに声をかけて下さい。そして、まず、今、何処に居られるて、どちらを向いておられるのかをお伝えしてください。
そして、行き先を聞いて、ご案内してください。「ここを真っ直ぐ行って、いくつ目の角をどっちへ曲がって、いくつめの角、その先の階段を下がって・・・」、信号の前で「今、赤ですよ。」バス停でバスが来たら「このバスは○○行きですよ。」などと。
とは言うものの、的確に声で情報をお伝えするのには慣れが必要ですね、今回それを実感しました。
こちらが不慣れな場合、手引きでご案内するほうが簡単かもしれませんが、せっかく盲導犬を連れてお歩きなのですから、こちらからは出来るだけ声でご案内をして、ユーザーさんの指示で盲導犬と歩かれる、本来のお姿を周囲の方に見ていただくことが、一つのデモンストレーションにもなるのでしょうし、頑張っている盲導犬たちの仕事を取り上げてしまってもいけないなぁとも感じました。
あと一つ、犬好きなものとして、犬とアイコンタクトを取らずに歩くことは、結構きつかったです。笑
午後に行われた、盲導犬育成50周年記念イベントは、林副会長(ベッキーちゃん)の挨拶でスタート。ベッキーちゃんにはスポットライトが当たっていないので分かりにくいですが、ベッキーちゃんの視線の先には、ベッキーちゃんのPWさんが座っておられました。視線釘付けでした。
約20分間の清水会長(ヤードちゃん)のお話は、とても感動的でした。「犬と歩いて…」盲導犬ユーザーの詩(石黒謙吾さん構成)にも書かれていました内容を交えながらのお話、ウルウルしながら聞かせていただきました。この本を以前に読んでいたので、この本を書かれた方たちに実際に会ってお話できたことも、大きな感動の一つでした。
つづいて、林副会長よりゲストの紹介。業界?の有名人たちです。盲導犬育成50周年記念のメモリアルカードに添えられた、短歌を紹介するKさん「ありがとう
いっしょにいっばい 歩いたね 頭なでつつ ハーネスはばす」この歌は、前のパートナーが引退する時、最後に一緒に歩き終えて、訓練所でハーネスを外してあげた時の歌だそうです。今のパートナーのターシャちゃんにも、いつもこの思いを持って歩いておられると、ターシャちゃんをいとおしそうに目を向けながら話してくださいました。
前夜に、ステージに立たれた皆さんと、遅くまでいろいろお話をしていたので、余計こみ上げる感動をもって聞かせていただきました。
ターシャちゃんもかわいかったー
この後、紙ふーせんさんの1時間半のコンサート。凄く盛り上がりました。
* これまでは、盲導犬やユーザーさんに視線を送る側に居ましたが、街中などで一緒に歩かせていただいて、視線を送られる側に立つ経験させていただいたことは、僕にとって大きな宝となりました。
人の喜びを、自分の喜びとして、お互いに喜びを分かち合える事が、どんなにか大きな感動やエネルギーを作って行くかと言うことを実感させていただきました。とにかく、本当に凄くすごく大きな思い出となった、二日間でした。
皆さんと、 もし、どこかでお会いすることがありましたら、ぜひ、お声をかけてください。 ぜひまたみなさんと、お会いしたい思いでいっぱいです。本当に良い思い出をありがとうございました。
世界中の盲導犬・聴導犬・介護犬が、幸せでありますように!そして何より、目のご不自由な方々を元とする、お体や心に重荷をお持ちの方々が幸せでありますように、そのような重荷をおわれている、社会的には一見弱そうに見える方々のお力や存在そのものが、実は、健全な社会になるためには無くてはならない最も大切なものだと理解し、共に喜びを分かち合い、喜んで助け合って生きて行ける社会になって行くように、祈って行きたいと思います。
もしよろしければ、こちらよりメールをいただけるととてもうれしいです。 メールお待ちしております。
上の写真は、帰りの神戸駅での一駒です。エスカレーターをみなさんが一列に並んで上っています。さて、この写真に何頭の盲導犬が写っているでしょう。